【日程】2015年12月12日(土)~13日(日) 【会場】清泉寮本館ホール
やまね学校は応援してくださる皆さまのおかげ様で、今回で『50回目』を迎えました!記念すべき今回のテーマは『冬眠ってなんだ?』という基本的な疑問にお答えする内容です。31名の参加者のみなさまとわいわいと楽しい学校のはじまりはじまり~。
1日目
最初にちょっとしたゲームをして緊張を解し、さっそく、ヤマネの住む森へ。森の中では、ヤマネが寝床として選ぶような朽ち木を発見!朽ち木を恐る恐る触ってみると「朽ち木ってこんなに柔らかいんだ。ヤマネが寝床にする気持ち分かるかも…」といった声が上がりました。

帰ってきて、温かい飲み物でホッと一息。その後、様々な生き物の冬越しの知恵やヤマネの冬眠の知恵について、学びました。時折出てくるヤマネの愛くるしい姿の写真に「可愛い!」という声も上がっていました。 夕飯後はいよいよ実験です!まずは、冬眠したヤマネが起きてくる様子を観察。ヤマネの体温の変化や呼吸数を5分おきに調査しました。普段は見られないヤマネの愛くるしい姿に皆さん、大興奮。「あっ、体温が上がった!」「足が動いた!」色んな所から感動の声が上がっていました。続いて、「起きたヤマネがどんな所を寝床として選ぶのか」という調査と、「冬眠しないネズミが行う貯食行動を見る」調査を行いました!明日の朝、ヤマネはどんな所を選んで寝ているかな…。ネズミはドングリをどこに隠すかな…。翌日の結果を心待ちにしつつ、この日の実験はここまで。

2日目
いよいよ1日目に行った結果が分かります。まずはヤマネの寝床調査からです!ドキドキしながら、石や落ち葉をかき分けていきます。あれっ??いない…と思ったその時、朽ち木を割ってみると、そこにはヤマネの姿が!!スポッと、木の隙間に入っているヤマネの姿に皆さん、大はしゃぎでした。続いて、ネズミの貯食行動実験。実験に協力してくれたネズミを森に返すため、森の中で実験結果発表!ケージの蓋を開けるとネズミが飛び出してきました。とても俊敏で、ネズミの姿は一瞬しか見られませんでしたが、「足の上を飛び越えていった!」と興奮気味に話される方もいらっしゃいました。さあ、本題の貯食行動の結果発表です。真ん中に置いたはずのドングリが端に移動していたり落ち葉の下に隠されていたりと、面白い結果が出ました。 続いては、ヤマネが暮らす森にある様々な物の温度を調べました。その結果を紙にまとめつつ、ヤマネの寝床に適しているものは何か、もし自分だったらどこに寝たいかなどを考えました。ヤマネの冬眠場所については、様々な意見が出て、ディスカッションが行われました。その様子は傍から見ているとプロのヤマネ研究員顔負けでした。 今回の実験では、ヤマネの冬眠の知恵、また冬眠しない動物の知恵についても知る事が出来ました。様々な仮説を立てながら活き活きと実験している皆さんの姿を見て、私たちスタッフも多くの事を学ばせて頂きました。有難うございました。
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※ヤマネの保護飼育に関しては、関係省庁の許可を得た上で行っています。
(実習生:吉田有希 / きゅー)
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